talktalk
"talk"は、基本的には"speak"と同じで、多くの場合、互いに置き換えが可能ですが、どちらかといえば、"speak"の方が"formal"な感じです。

また、言語能力を述べる場合、"talk"は使いません。例えば、"Do you speak English?"と言いますが、"Do you talk English ?"とは言いません。

 また、名詞としての"talk" は "informal" で "general" な意味合いが強く、広範囲に用いられます。

He is easy to talk to.
彼は話しかけやすい人だ。
「〜(人)に話しかける、話をする」という場合は、"talk to 〜"となります。


People say you are talking against me.
あなたは私に不利な話をしているそうですね。
"talk against 〜(someone)"で「(人)の不利な事を言う」という意味になります。


John talks big.
ジョンは話が大きい。
"talk big"は"brag"(ほら話)をすることです。


Our one-year-old daughter is learning to talk,but she can't really speak yet.
1歳になる娘は言葉らしきものを言うが、実際には、ちゃんと話せない。
この例で、"talk"と"speak"の違いがよくわかると思います。つまり、"talk"は"to use words"「言葉を使う」で"speak"は「言語能力がある」という意味での「しゃべる、話す」となります。


Deaf people can talk in sign language.
耳の不自由な人は、手話で会話ができる。
ここでは、"talk"は"communicate"、つまり「意志の疎通をする」という意味で使われています。この場合の"talk"も、"speak"には置き換えられません。


Money really talks in this business.
この業界では金がモノをいうんだ。
お金が実際に話をするわけではなく、"talk"が「意志を伝える」という意味で比喩的に使われ、「お金を使えば自分の言うことを聞き入れてもらえる」という意味です。つまり、まるで「お金がしゃべっている」という感じですね。日本語にも、全く同じ「お金がモノをいう」という
People will talk.
人の口には戸は立てられない。
この文を直訳すれば、「人というのは話すものだ」となりますが、日本語には、「人の口に戸は立てられない」という表現がありますね。


Let's talk before fighting.
けんかをする前に話し合おう。
ここでは、"talk"は"exchange words"や"converse"、つまり「言葉を交わす、話し合う」という意味で使われています。


Don't talk back to me like that.
そんなふうに、口答えするな。
"talk back"は"to answer rudely or desrespectfully",つまり「無礼な、失礼な返事をする」という意味で、日本語では「口答えをする」という表現が適当です。


Louise talked me into taking her to the party.
ルイーズは、パーティに連れていってもらえるように、私を説得した。
ここでは、"talk"はpersuade(説得する)という意味で使われています。「〜をするように説得する」は、上の例文のように、"talk into 〜ing"となります。


Two doctors were talking shop.I couldn't understand a word.
2人の医者が、医学の話をしていたが、私には何を話しているのか、さっぱりわからなかった。
"talk shop"は、「自分の仕事、職業についての話をする」という意味の成句です。この例文の場合は、医学用語がたくさん出てきたので一言も理解できなかった、ということです。


We met each other for the first time in ten years and we talked the night away.
私たちは10年ぶりに会ったので、一晩語り明かしました。
"talk away"は"spend(time)by talking"や"pass by talking"、つまり「話をしていて時間が過ぎていく」という意味です。


Let's talk it out.
話をつけようじゃないか。
"talk out"は"talk thoroughly"(十分に話し合う)という意味です。実際には「話をつける」という言い方で使われます。


Got a cold ? You are talking through the nose.
風邪ひいたの?鼻声だね。
"talk through the nose"は「鼻声で話す」という意味です。


He is talking nonsense.
あいつは、ばかげたことを言っているよ。
"talk nonsense"は、「"nonsense"(ばかげたこと)を言う」という意味です。同じ意味で、口語では"talk bullshit"とも言います。


The restaurant is the talk of the town.
その店は評判になっています。
"the talk of the town" とは今巷の話題になっているようなことを指して使います。 覚えておくと便利な表現です。


Peace talks between the Middle East and U.S. leaders are unlikely in the near future.
中東・米国首脳の平和会談の早期実現は難しい。
"talk" が "talks" になると"negotiations", "conference" の意味で使われます。



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